Tuesday, October 4, 2011

英会話業界の真実

みなさんは英会話スクールにどのようなイメージを抱いてますか?

おそらく、どのスクールも外国人の先生が最低一人はいて、そのほかにも女の先生が授業を教えていると想像されると思います。

もし外国人講師が一人もいないスクールが「英会話スクール」と名乗っていたらどのようなイメージを抱くでしょうか?また、海外でESLなどの英語免許を持っている日本人のプロが、外国人なしで英会話スクールを開いているのを見た人はどんな印象を持つでしょうか?

そのようなスクールは集客力が低いだけでなく、消費者は自分の英語学習に貢献してくれないだろうと想像するのが普通です。

つまり、外国人の先生が一人いることでスクール自体のイメージが上がるだけでなく、英会話スクール自体が成り立っているように見えます。

筆者は外国人が集まるパーティ、バー、クラブ等々でたくさんの外国人と交流しました。このような場所ではいろいろな国から日本にALTや大手英会話スクールの講師としてきた方がたくさんいます。逆に言えば、英語を教える職業以外を目的としてきた外国人はなかなか見つけることができません。

外国人講師の中には日本の文化や歴史、アニメ、漫画などに興味を持っていて、ワーキングホリデーのように日本に来る方がたくさんいます。

ところが、そのような講師ばかりではありません。中には筆者が日本に来た理由を尋ねると、日本人の女の子と短期交際のために来た方や、児童嗜好家、薬物経験者までいます。高卒の講師などは稀ではありません。

ご存知の方も多いと思いますが、ほとんどの大手英会話スクールの外国人講師はその国で英語講師としての免許や、英語を第二外国語として教える免許、または児童教育の免許などは持っていません。学歴や資格、免許携帯には関係なく数回の面接で通るのが一般的です。

ここで非常に残念なことに、小中学校、高等学校のALTの講師も大手英会話スクールと同様に英語の講師にもかかわらず免許がありません。アメリカなどの海外ではもちろんのこと、ESLなど「英語を第二外国語として学ぶ学生に教えるための免許」も存在します。彼らは日本の大手英会話スクールにいるような素人講師ではなく、それぞれの大学のプログラムに沿って育て上げられたプロです。中には修士号、博士号までとり児童教育など研究をされた方もたくさんいます。

このように、優秀な日本人講師やESL講師が英会話スクールや学校のALT講師として雇われないのにもかかわらず、免許不携帯の外国人が雇われるのは歪んだ外国人嗜好家たちが生み出したビジネス体系といえるでしょう。





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