Saturday, December 17, 2011

その他質問。

先日、某書道教室で質問がありました。

「具体的にどのような事をしたら英語の読み書きが上達するか」という質問です。

筆者が推進するライティングを中心とした練習方法を紹介しようとしましたが、とにかく質問者は簡単な回答が欲しかったようなので少し躊躇しました。

残念ながら、英語力が魔法のように短時間に上達する事はありません。筆者は後々英語学習の過程をチャート化したものを紹介しようと考えているので、それまでもうしばらくお待ちください。

そこで、筆者がこのような質問に直面したとき紹介するのが英語と触れ合う事です。

今この情報化社会の中で英語に触れるという事は難しい事ではありません。

パソコンを立ち上げ、インターネットブラウザを開けば国境など存在せず無限大の英語の教材がそろっています。すでに英語学習者はこれだけのインフラがそろっている中で、英語にふれあう機会がないというのは言い訳にしかならないと筆者は考えます。

そこで「もっと具体的にどう触れ合うか」という質問に答えます。

筆者は日記を自分で書いたり、掲示板、アニメ、チャット、ゲーム、趣味などをグーグルなどの検索エンジンで調べてみるのがいいと考えます。

つい最近筆者が見始めたアニメは「Pink Panther」や「Annoying Orange」などがあります。Youtubeなどで検索してみてください。

どちらも英語がわかるか否か関係なく楽しめるので、たまに出てきた英語に自分の知っている単語や表現があれば再確認する事ができるはずです。すべて完璧に理解する必要など全くありません。

そのほかにも、チャットなどがあります。

SkypeやWindows Live Messengerなどを使うと英語圏の特定の人を検索して友達になる事ができます。実際にあう必要はなく、オンライン上だけで会話を楽しめばいいと考えます。自分の趣味や専攻など、くだらない事でもかまわないので挑戦してみましょう。アニメと同様、文法や構文を全く気にせず自分思った事をとにかく書く事から始めましょう

その他にも、もしあなたが大学生ならその専門があるはずです。その専門が理系にしろ文系にしろ英語で書かれた評論やコメント、更には動画などが存在するはずです。
とにかく検索してみましょう。


よく海外の新聞を読んだりニュースを聞いたりすれば良いと言うようなチンプンカンプンな教え方をする人や教材などがあります。

もしあなたが英語学習初心者ならやめてください

理由の一つとしては、新聞やニュースなどは専門用語が多く、更に見出しなどには宣伝のために省略された言葉などが使われているからです。このような用語は毎日のように同じ新聞を読み続けなければ理解し難いでしょう。正直疲れて長続きしないと思います。



最後に質問者にこのような返答を受けました。

「日記上で適当に文章を書いたり、チャットで間違った文章を使ってはいけないのではないか」

このような完璧主義思考は日本人の方に特に多い傾向ですが、とにかく表現上、文章上の間違いは気にしないでください。間違えなければ上達しません。間違えて他の人に指摘されたり、他人の文章を読んで模倣する事で上達するのです。もちろん他人の文章の間違いを見つける事だってできます。


All in all, まとめ。

英語の勉強をテキスト等を使って勉強する事も可能ですが、筆者が上記で述べたように無料で英語に触れ合う事を楽しんでみてはどうでしょうか?

失敗を恐れる事よりまず挑戦してみるのは大切な事です。

質問者の英語が上達する事を祈ります。




Friday, December 16, 2011

発音について。

みなさん英語の発音はどのように勉強されていますか?

つい最近、ヘアスタイリストさんに質問されました。

「英語で「薬」はどのように発音すればいいか?」

英語で (medication)を発音して教えたところ、カタカナでどうやって書いて発音すればいいかと再度質問されました。

筆者はあまりこのような質問をされたことがないので戸惑いましたが、結果的に

「カタカナでは英語の発音はすべて補えないので表現をする方法がない」

と返答しました。


では、どのようにして練習をすればいいのでしょう?

何度もいいますが、カタカナは捨ててください。

一番直接的な効果あると考えられるのは、リスニング用などの教材をつかってそのあとにリピートをして真似をすることです。

模倣ほど効果のあるものはありません。リスニング用の教材のスピードが速いと感じる場合は一文一文ストップしてゆっくりとリピートするといいでしょう。

ひとつ勘違いしてほしくないのは、電子辞書やオンライン辞書上で発音を自動で流してくれる機能だけを使ってリピートする練習です。

この方法の問題点は、それぞれの単語が文全体に組み込まれていないため、目的の単語の前後の発音の違いによってその発音も少し違ってくるからです。つまり、その目的の単語だけの発音を練習したところで文全体が読めるようにはなりません。


別の方法としては、英語辞書に掲載されている発音記号を用いることです。

この発音記号を使うか否かはどちらでもかまわないと筆者は考えます。

筆者は特にこの記号だけを覚えるのが大嫌いだったので、まず目的の単語がどのように発音されているかを確認してから、どのような記号が使われているかを確認しました。

逆説的になりますが、筆者はそのほうが楽ではないかと考えます。


上記のような練習の仕方でもやっぱりカタカナが払拭できないという方は次のようなことを考えてみてください。

ゴジラが暴走するときどのような声を発するでしょうか?

「ギャオー」、「ガオー」・・・・・等々。

確かにカタカナに当てはめることはできますが、第三者にこれを発音してもらうと必ずゴジラ自身の声ではないのが分かるはずです。

つまり発音の過程では書いてある文字を発音するのではなく、会話上で使われているものを模倣することが大切なのです。