Monday, September 19, 2011

英会話スクールの不確実性

前の投稿でも述べたように、多くの英会話スクールには決定的な問題があります。

多くの授業では、スクールから決められたレベルの教材を購入するように進められます。講師は英会話スクール指定の外国人の先生方で、この教材にそって会話の仕方、発音、言い換えなどを学びます。

しかし、このような教科書を何度もリピートして、主語や述語を入れ替えて新しい文章を作ることができても、実際に自分の思った事を英語で表現する事はできません。多くの生徒さんはその場で分かったつもりでいても、実際に使う時になるとそのセンテンスを覚えていない限り実際に使う事はできません。これは、喋る力を養うのではなく暗記力を養うことになります。

なぜなら、暗記をしてリピートする英会話と自分でセンテンスを作って表現する英会話とは全く違うからです。

つまり、英会話で最も重要なスキルとなってくるのが英作文なのです。英作文では自分の考えを表現するためにSVOの構文をひとつずつ組み立てていく事が前提です。このSVO構文に少し髭を加える程度で大体の英会話文章は完成します。

まず、英会話スクールへ通う前に自分は本当にSVOを理解しているか確認してみてはどうですか?落ち着いて英文をノートに書き出し、SVOを間違えるようであれば英会話スクールで短時間の間に自分の表現したい文章を作りスピーキングを実践するのは不可能でしょう。


残念な事に、日本の小中高等学校では英作文の授業のコマ数はリーディングやグラマーと比べると少ないのが現状です。

英作文の力を上げる事ができれば、自分の表現力を格段にアップさせることができるでしょう。

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